10月14日の本日は雨の為、スタジオ内でのかけっこ教室開催でした。
少年野球をやっているというお子様がいらっしゃいました。
走るときに膝が上がらない、、、
本日、参加されたお子様の親御様から、走るときに膝が上がらないためかいまひとつスピードにのれていないとのお悩みのご相談を受けたうえで、小久保コーチがどのようなトレーニングをするか楽しみにしていました。
まず問題にあげたのは立ち姿勢。背中を後ろに引いてのけぞっている形の姿勢。。。
次に、歩き方。。。
カカトから接地して歩きます。
正しい姿勢を理解することで膝が楽に上がる、、、
まずは、正しい立ち姿勢の理解とから始めました。次に、土踏まずより前方での接地の感覚と床からの反力を使う方法や重心の乗せ方を理解したうえでミニハードルを使って徐々に本格的な『走るトレーニング』を行っていきました。
結果、膝が上がるようになりました。
次は腕振りの練習です。
早く走ろうと意識したり、腕を振って走ろうとすると、肩まで左右に振られたり頭や顔の方向が不安定になります。腕の動きにつられて肩も頭も動く癖も見つかりました。
イチロー選手も大谷選手も走るときは、肘が背中の後ろまで上がり、胸や顔の向きもぶれずにまっすぐ進行方向に向いています。
そのあたりも意識したうえでの腕振りの練習。。
なるほど、、、
スタジオ内での開催なので、もう少し長い距離を走れたわけではないのですが、みんな走り方がかなり良くなったように思います。
ただ、矯正された走り方というのは自動化するまで練習しないとタイムが落ちるということがあります。というか、おそらくほとんどの場合タイムは落ちるでしょう。それは正しい走り方に注意が多くいってしまっているからで、この注意とパフォーマンスの関係はさまざまな研究で明らかになっています。
運動をコントロールしようと意識している段階から意識しないでもできる「自動化」という段階まで練習をして初めてタイムが上がるとのことです。
パフォーマンスは無意識で行なっているときが最も上がります。
次回のかけっこ教室
次回のかけっこ教室は、11月11日(日曜)、18日(日曜)となります。